家を捨てる。
モノを最小限にする。
というと、
いろんな人から、「えー!そんなことできるの?!」って言われます。
「すごいな、ヤルなぁ。私もやりたいんだけど、全然できない。。。」
と。断捨離したいけど、できないって言う人が大半。
詳しい話、コツは別に書くとして、
私が執着を自然に手放せた、と思えた話を2つ。
1つはナマケモノさんとの会話の一言。
「思い出の品をずっと持っているっていうのは、
未来より過去の栄光にとらわれてる証拠。
甲子園の砂を大事に持ち続けて、
あの頃はよかった、輝いてた。とずっと言ってるようなもの。
時間が止まってる」
なるほど。。。
思い出の品を置いてるのが悪いとは全然思わない。
だけど、「捨てれない」って言葉を使う人は、
本当は捨てたい、捨てたほうが良いって思ってるのに、
ブレーキをかけてるのかも。
その理由は、過去にすがっているからなのかもしれない・・・
もうひとつ、一番衝撃だったのはこちら。
ブラジル、セムコ社CEO リカルド・セムラー氏のTED。
日本語のタイトルは「ほぼルールなしで会社経営をする方法」となっているけど、
経営の話というより、”今”を有意義に生きることについて話してます。
その中のエピソードで、
50歳のある日、奥さんと二人で焚き火をし、
これまでのあらゆるものを火にくべた。
38か国語に訳された本、何百もの記事、DVD、5人の子供たちとの思い出の記録etc
という話があります。
この話を聞いたとき、頭に鮮明に情景が浮かんで、、
すごく感じるものがありました。。
50歳の夫婦が、穏やかな顔で、思い出の品をすべてゆっくり火にくべている。
何にも執着せず、見返りも求めず。
過去の達成、良い思いですべて手放し、”今”を生きる。
うまく書けないけど、
「”今”と本当に大切なものを大切にするために、心地よく手放す。」
ってことを教えてくれたエピソードです。
ご興味ある人は見て見てね。(日本語全文)